「MT4でEA(エキスパートアドバイザー)を使ってFX自動売買をやってみたい」「国内でMT4とMT5の両方が使えるFX会社はないのか」――そんな方に知ってほしいのが、アヴァトレード・ジャパンのMT4です。
アヴァトレード・ジャパンは、ロンドン証券取引所(LSE)上場企業が運営母体となるグローバルブローカー「AVAトレード」の日本法人です。世界14ヶ国以上でサービスを展開し、世界で18万以上の口座数・年間約5,000億ドル以上の取引高を誇ります。その日本法人が提供するのがメタトレーダー4(MT4)を使ったFX自動売買サービスです。
私・為替コヤジはFX自動売買歴14年、40種類以上のシステムを自ら検証・運用してきました。本記事では、アヴァトレード・ジャパンのMT4の仕組みから、メリット・デメリット、始め方、他サービスとの比較まで、初心者にもわかりやすく解説します。
- アヴァトレード・ジャパンのMT4とはどんなサービスか?
- アヴァトレード・ジャパンのMT4基本情報・スペックまとめ
- メリット・デメリット・注意点を正直に解説
- 始め方・口座開設からEA稼働までの流れ
- 他のMT4サービスとの比較
- 向いている人・向いていない人の特徴
- 為替コヤジの正直な総評
アヴァトレード・ジャパンのMT4とは?

アヴァトレード・ジャパンのMT4は、同社が提供するMetaTrader4(MT4)プラットフォームを活用したプログラム型FX自動売買サービスです。MT4とはロシアのMetaQuotes社が開発した世界標準のFXトレードプラットフォームであり、EA(エキスパートアドバイザー)と呼ばれる自動売買プログラムを動かすことができます。
FX自動売買には大きく4つの種類があります。リピート型・選択型・設定型・プログラム型です。このサービスはこの中の「プログラム型自動売買」に分類されます。プログラム型自動売買全般については、プログラム型自動売買とは?MT4・MT5の仕組み・特徴・向いている人を徹底解説をご参照ください。
また、アヴァトレード・ジャパンはMT4以外にも、アヴァMT5、選択型自動売買のAMMA、コピートレードのDupliTradeなど、幅広いサービスを展開しているユニークなFX会社です。
基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | アヴァトレード・ジャパン株式会社 |
| プラットフォーム | MetaTrader4(MT4) |
| 自動売買の種類 | プログラム型(EA使用) |
| 口座コース | エキスパートコース(MT4はこのコースで利用) |
| 通貨ペア数 | 55通貨ペア |
| 最低取引単位 | 1,000通貨(0.01ロット) |
| 取引手数料 | 無料(スプレッドに含む) |
| 米ドル/円スプレッド | 1.0銭〜(目安・変動制) |
| スプレッド方式 | 変動制 |
| 最大レバレッジ | 25倍(個人口座) |
| ロスカット水準 | 証拠金維持率100%未満 |
| 資産の保全 | 信託保全 |
| スマホ対応 | あり(MT4スマホアプリ) |
| デモ口座 | あり |
| サポート対応時間 | 平日9:00〜18:00 |
| グループの親会社 | Ava Trade Ltd(ロンドン証券取引所上場企業が運営) |
※スプレッドや取引条件は変動する場合があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。
アヴァトレード・ジャパンのMT4の仕組み – MT4でEAを動かすとはどういうことか

MT4における自動売買の核心は「EA(エキスパートアドバイザー)」です。EAとは、MT4専用のプログラミング言語「MQL4(Meta Quotes Language 4)」で書かれた自動売買プログラムのことです。EAをMT4に組み込むことで、チャート上での売買シグナルを自動で検知して注文を発注し、決済まですべてを自動で行ってくれます。
EAの入手方法は大きく3つあります。
- 自作する:MQL4でプログラムを書く。高い専門知識が必要。
- 無料EAを使う:fx-onなどのマーケットプレイスで無料配布されているものを活用。
- 有料EAを購入する:開発者が販売するEAを購入して使用。実績のあるものが多い。
一般的には、fx-onなどのEA専門サイトで有料EAを購入し、MT4に組み込んで稼働させるのが主流です。
なお、MT4を24時間稼働させるには、PCの電源を切らずにおくか、VPS(仮想専用サーバー)上でMT4を動かす必要があります。VPSについてはMT4・MT5におすすめのVPS5選を徹底比較をご参照ください。
アヴァトレード・ジャパンのMT4のメリット

スプレッドだけ見ると割高感があるアヴァトレード・ジャパンのMT4ですが、他の角度から見ると他社にはない強みがいくつかあります。私・為替コヤジが実際に調べて「これは本物だ」と感じたメリットを正直にお伝えします。
① 国内でMT4とMT5の両方が使える希少な環境
国内のFX会社でMT4とMT5の両方に対応しているのは、2026年現在でもごくわずかです。アヴァトレード・ジャパンはMT4(エキスパートコース)とMT5(プレミアムコース・プロフェッショナルコース)の両方を同一口座で使い分けられる数少ない国内業者のひとつです。
MT4で実績のあるEAを動かしながら、MT5の新しいEAも同じ会社でテストできる。この柔軟性は、長期的にEA運用に取り組む方にとって大きな安心感につながります。MT4とMT5の違いについてはMT4とMT5の違いを徹底比較も参考にしてください。
② 55通貨ペアと豊富な取扱銘柄
アヴァトレード・ジャパンの取扱通貨ペア数は55ペアで、国内MT4対応業者の中ではトップクラスです。トルコリラ円・南アフリカランド円・メキシコペソ円といったエキゾチック通貨ペアも揃っており、マイナー通貨を対象にしたEA戦略を試す環境が整っています。
国内の主要MT4業者はドル円・ユーロ円など主要通貨ペアに絞られることが多く、エキゾチック通貨でEAを動かしたい方にとってはアヴァトレード・ジャパンのMT4の選択肢は実質的に他に限られています。通貨ペアの幅広さは、EA戦略の多様化という観点で大きな強みです。
③ 大口取引に強い(ドル円250ロット/回)
アヴァトレード・ジャパンのMT4(エキスパートコース)では、米ドル/円で1回あたり最大250ロット(2,500万通貨)の発注が可能です。これは国内MT4業者の中でも大口取引に対応した水準です。
資金規模が大きいトレーダーや、複数EAを並走させて高頻度・大口の自動売買をしたい方には、この発注上限の大きさは実用上の差になります。小口取引メインの方にはあまり関係ありませんが、スケールアップを見据えている方には見逃せないポイントです。
④ 最短即日で口座開設できる(Ava Video KYC)
アヴァトレード・ジャパンは「Ava Video KYC」というビデオ通話による本人確認に対応しており、申込み当日に口座開設が完了するケースがあります。「今すぐEAを動かしたい」という方にとって、口座開設のスピードは意外と重要なポイントです。
⑤ AMMA・DupliTradeへの入口にもなる
アヴァトレード・ジャパンでは、MT4によるEA自動売買だけでなく、選択型自動売買のAMMAやコピートレードのDupliTradeも同一会社で利用できます。特にAMMAはVPS不要で24時間稼働でき、サーバーも無償提供されます。
「MT4のEA運用に行き詰まったら選択型に切り替える」「まずDupliTradeで運用感をつかんでからEAへ移行する」といった使い方ができる点は、同社ならではの柔軟さです。
アヴァトレード・ジャパンのMT4のデメリット・注意点

正直に申し上げると、アヴァトレード・ジャパンのMT4にはいくつか気になる点もあります。為替コヤジが特に注意してほしいポイントを解説します。
① エキスパートコースのスプレッドはMT4の中では広め
アヴァトレード・ジャパンのMT4(エキスパートコース)の米ドル/円スプレッドは1.0銭〜(変動制)が目安で、他の主要MT4サービスと比較するとやや広めの水準です。例えばゴールデンウェイ・ジャパンのFXTF MT4はドル円0.4銭(原則固定・例外あり)であり、スプレッドだけで比較すればアヴァトレード・ジャパンのMT4は不利です。
また、アヴァトレード・ジャパンのスワップポイントは公式サイトでは非公表で、多くの通貨ペアで買い・売りともにマイナスとなるケースが多いとされています。スワップ狙いの長期保有には向きません。EAを使ったFX自動売買においてコストがどれほど重要かについては、FX自動売買のコストを徹底解説!スプレッド・手数料・スワップの真実も参考にしてみてください。
② VPS環境が事実上必要
MT4で24時間EAを稼働させるためには、VPS(仮想専用サーバー)が必要です。これは他のMT4サービスと共通の課題ですが、VPS費用(月3,000〜5,000円程度が目安)が別途かかる点は計算に入れておきましょう。VPSの選び方についてはMT4・MT5におすすめのVPS5選を参考にしてください。
③ EAの準備・管理にFXの知識が必要
プログラム型自動売買であるMT4を使いこなすには、EAの選定・設定・パラメーター調整・リスク管理などの知識が欠かせません。FX初心者がいきなりMT4に挑戦するのはハードルが高く、「ほったらかし」を期待して始めると痛い目を見る可能性があります。
初心者の方には、まずリピート型自動売買や選択型自動売買から始めることをおすすめします。
④ マージンコールの通知がない
アヴァトレード・ジャパンのMT4にはマージンコール(証拠金維持率低下時の事前通知)の機能がありません。証拠金維持率が低下した際に素早く対応するためには、自身で定期的にポジション・残高を確認する習慣が必要です。
FX取引は為替相場の変動により損失が発生する可能性があり、利益を保証するものではありません。最大レバレッジは25倍(個人口座)であり、投資元本を超える損失が生じるリスクがあります。余裕資金の範囲内で投資を行い、リスク管理には十分ご注意ください。
アヴァトレード・ジャパンのMT4の始め方【4ステップ】

実際に始めるまでの流れをわかりやすく4ステップで整理しました。MT4の基本的な操作手順は他サービスと共通している部分が多く、MT4経験者なら比較的スムーズに移行できます。
ステップ1:アヴァトレード・ジャパンで口座開設する
まずはアヴァトレード・ジャパンの公式サイトから口座開設の申請を行います。MT4を使いたい場合は「エキスパートコース」を選択してください。本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカードなど)を事前に準備しておくとスムーズです。
アヴァトレード・ジャパンは「Ava Video KYC」に対応しており、最短即日での口座開設が可能です。
ステップ2:MT4をダウンロード・インストールする
口座開設後、アヴァトレード・ジャパンからMT4のダウンロードリンクが案内されます。PCにインストール後、ログイン情報(口座番号・パスワード・サーバー名)を入力してログインします。サーバーは「Ava-Real2」「Ava-Real3」「Ava-Real4」のいずれかを選択します(デモ口座は「Ava-Demo」)。
ステップ3:EAを入手して設定する
EAをfx-onなどで入手し、MT4の「Experts」フォルダに配置します。その後MT4を再起動するとEAが使用できる状態になります。使用したいチャートにEAをドラッグ&ドロップして設定を行い、「自動売買を許可する」にチェックを入れれば稼働開始です。
ステップ4:VPSを設定して24時間稼働させる
EAを24時間止めずに動かすために、VPSを契約してVPS上にMT4をインストールします。VPS上でEAを稼働させることで、PCの電源を切っていても自動売買が継続されます。資金管理の基本についてはFX自動売買における資金管理(マネーマネジメント)完全ガイドもあわせてご覧ください。
他のMT4サービスとの比較

アヴァトレード・ジャパンのMT4は国内のMT4サービスの中でどのような位置づけなのか、代表的な競合サービスと比較してみましょう。
| 項目 | アヴァトレード・ジャパン(MT4) | FXTF MT4 (ゴールデンウェイ・ジャパン) |
楽天MT4 (楽天証券) |
|---|---|---|---|
| ドル円スプレッド | 1.0銭〜(変動制) | 0.4銭(原則固定・例外あり) | 変動制 |
| 通貨ペア数 | 55ペア | 20ペア程度 | 25ペア程度 |
| キャッシュバック | あり(常時) | なし | なし |
| MT5対応 | あり(アヴァMT5) | なし | なし |
| 大口取引(最大発注) | 250ロット(2,500万通貨) | – | – |
| 信託保全 | あり | あり | あり |
| 初心者向け度 | △(EA知識が必要) | △(EA知識が必要) | △(EA知識が必要) |
スプレッドのコスト面では他のMT4サービスに劣る部分がありますが、通貨ペアの豊富さと大口取引対応はアヴァトレード・ジャパンのMT4ならではの強みです。特に高金利通貨でEAを動かしたい方や、大口取引を検討されている方には有利な条件が揃っています。
アヴァトレード・ジャパンのMT4に向いている人・向いていない人

向いている人
- EAの知識・経験があるFX中上級者
- トルコリラ・南アフリカランドなどの高金利通貨でEAを動かしたい方
- 取引頻度が高く、キャッシュバックを最大限活用したい方
- MT4とMT5の両方を同一業者で使いたい方
- 大口取引(250ロット/回)ができる環境を求めている方
- 将来的にMT4からMT5への移行を見据えている方
向いていない人
- FX・EAの知識がほとんどない初心者
- スプレッドをとにかく低く抑えたい方(他のMT4サービスの方が有利な場合あり)
- VPSの設定・維持費をかけたくない方
- ほったらかし運用を求めている初心者(→リピート型・選択型を検討)
もし「ほったらかしでFX自動売買を始めたい」という方には、アヴァトレード・ジャパンの別サービスであるAMMAやDupliTradeのほうが向いているかもしれません。また、FX自動売買に向いている人の特徴5選も参考にしてみてください。
よくある質問(FAQ)

Q. アヴァトレード・ジャパンのMT4はデモ口座で試せますか?
A. はい、デモ口座(Ava-Demo)が用意されています。実際の資金を使う前にEAの動作確認や相場環境への習熟ができます。プログラム型自動売買においてデモ口座の活用は非常に重要です。詳しくはFX自動売買にデモ口座を使うべき3つの理由もあわせてご覧ください。
Q. アヴァトレード・ジャパンのMT4とMT5は何が違いますか?
A. MT4は「エキスパートコース」での利用となりスプレッドはやや広め。MT5は「プレミアムコース」または「プロフェッショナルコース」での利用でスプレッドが低水準です。将来性の面ではMT5が優位とされています。詳しくはMT4とMT5の違いを徹底比較!EAを使うならどっちがおすすめ?を参照してください。
Q. EAはアヴァトレード・ジャパンが提供してくれますか?
A. アヴァトレード・ジャパンはEAそのものの提供は行っていません。EAはfx-onなどの専門サイトから入手するか、自作する必要があります。なお、同社のAMMAサービスを使えば、専門業者が管理するEAを手軽に利用することも可能です。
Q. 経済指標の発表時にEAを動かしても問題ないですか?
A. 経済指標の発表前後はスプレッドが拡大するリスクがあります。EAによっては経済指標発表前後にポジションを持たない設定ができるものもあります。経済指標との付き合い方についてはFX自動売買と経済指標の付き合い方が参考になります。
Q. トラッキングトレードやリピート型の自動売買と何が違いますか?
A. トラッキングトレードはトレンドに追随するリピート型の一種で、設定が簡単で初心者向けです。アヴァトレード・ジャパンのMT4はEAによる本格的なプログラム型であり、自由度と引き換えに高い知識が必要です。
為替コヤジの総評:アヴァトレード・ジャパンのMT4

正直にお伝えします。私・為替コヤジの結論は「アヴァトレード・ジャパンを使うならMT4よりも他のサービスを優先したい」というものです。
アヴァトレード・ジャパンのMT4単体でみると、スプレッドが競合のFXTF MT4(0.4銭・原則固定)と比べて広く、あえてアヴァトレード・ジャパンのMT4を選ぶ積極的な理由が見当たりにくいのが正直なところです。
ただし、アヴァトレード・ジャパンというFX会社自体の魅力は本物です。55通貨ペアを活かしたエキゾチック通貨でのEA戦略、大口取引(250ロット)への対応、将来的にMT5への移行を見据えている方にとっては有力な選択肢になり得ます。
それ以上に、アヴァトレード・ジャパンをお使いになるなら、ぜひ一度DupliTradeやAMMAも検討してみてください。特にDupliTradeはプロトレーダーの取引を自動コピーできるサービスで、EAの知識がなくても利用できる点が魅力です。
MT4でのEA運用を検討されているなら、スプレッド面ではFXTF MT4(ゴールデンウェイ・ジャパン)、通貨ペアの豊富さや大口取引を重視するならアヴァトレード・ジャパンのMT4、という選び分けが現実的だと思います。
為替コヤジのおすすめFX自動売買についてはFX自動売買ツールおすすめランキングもご参考ください。
まとめ

アヴァトレード・ジャパンのMT4について、仕組み・特徴・メリット・デメリット・始め方を解説しました。最後にポイントをまとめます。
- アヴァトレード・ジャパンのMT4はプログラム型(EA)自動売買サービス
- 55通貨ペア対応・エキゾチック通貨も充実しており、EAの活用幅が広い
- ドル円スプレッドは1.0銭〜(変動制)で他の主要MT4業者よりやや広め
- スワップポイントは公式非公表・多くの通貨ペアでマイナスのため長期保有には不向き
- 大口発注(ドル円250ロット/回)に対応しており、資金規模の大きいEA運用者に有利
- MT4とMT5の両方が使える国内では希少なFX会社
- EA利用にはVPS環境の整備と一定のFX知識が必要で、初心者には敷居が高め
- 同社ではDupliTrade・AMMAnど初心者向けの選択型自動売買も利用可能
- 為替コヤジ的には、アヴァトレード・ジャパンを使うならDupliTradeやAMMAも要検討
※本記事はFX取引に関する情報提供を目的としており、特定の金融商品への投資を推奨するものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。FX取引はレバレッジにより、投資元本を超える損失が生じるリスクがあります。



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