ひまわり証券のループ・イフダンとは?仕組み・メリット・デメリット・始め方を徹底解説

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リピート型自動売買

「FXで自動売買をやってみたいけれど、どの業者・サービスを選べばいいかわからない」——そんな悩みを抱えている方に向けて、今回はひまわり証券のループ・イフダンを徹底解説します。

私・為替コヤジはほったらかし投資歴10年以上、40種類以上の自動売買を検証してきました。ループ・イフダンはアイネット証券とひまわり証券の2社が提供するリピート型自動売買で、「選ぶだけで始められる」シンプルさが最大の特徴です。

この記事では、ひまわり証券版ループ・イフダンの仕組み・基本情報・メリット・デメリット・アイネット証券との違い・始め方まで、まるごとわかりやすく解説します。ループ・イフダンが自分に合っているかどうかを判断するための情報をぎゅっと詰め込みましたので、最後までじっくりお読みください。

この記事で分かること
  • ひまわり証券のループ・イフダンの基本情報(スプレッド・手数料・通貨ペア数など)
  • ループ・イフダンの仕組みと「BシステムとSシステム」の違い
  • ひまわり証券版ならではの4つのメリット
  • 必ず知っておきたい3つのデメリット・注意点
  • アイネット証券のループイフダンとの違い・選び方
  • ループ・イフダンの始め方とおすすめ設定の考え方
  • 向いている人・向いていない人の特徴

ひまわり証券のループ・イフダンとは?

ひまわり証券のループ・イフダンとは、FX(外国為替)を自動で売り買いするシステムトレードのことです。あらかじめ用意された売買ルールを選ぶだけで取引が始まり、相場の値動きに応じて自動で売買を繰り返してくれます。

FXのリピート型自動売買の一種で、チャートを読む必要がなく、24時間自動で動いてくれるため「ほったらかし投資」に適したサービスです。ひまわり証券のFXパイオニアとしての歴史と、システムの安定性が評価されています。

なお、ループ・イフダンはひまわり証券のほか、同じISグループに属するアイネット証券でも提供されています(アイネット証券では中点「・」なしの「ループイフダン」という表記)。本記事ではひまわり証券版に絞って解説します。

リピート型自動売買の仕組みをまだご存じない方は、まず下記の記事で基礎を学んでいただくとよりスムーズに理解できます。

リピート型自動売買とは?仕組み・特徴・向いている人を徹底解説

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ひまわり証券ループ・イフダンの基本情報

まずは数字で概要をつかんでおきましょう。下記の表にひまわり証券のループ・イフダン口座の基本スペックをまとめました。

項目 内容
サービス名 ループ・イフダン
提供会社 ひまわり証券株式会社
カテゴリ リピート型自動売買
対応通貨ペア(自動売買) 5通貨ペア(米ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円・ユーロ/米ドル)
口座全体の取扱通貨ペア数 24通貨ペア(残り19は裁量取引向け)
最低取引単位 1,000通貨
取引手数料 無料(スプレッドに投資助言報酬が含まれる)
投資助言報酬 1,000通貨あたり片道1円(税込)※スプレッドに加味済み
口座開設費・維持費 無料
最大レバレッジ 25倍(個人口座)
ロスカット水準 証拠金維持率100%
資産保全方法 全額信託保全
デモ取引 あり
スマホアプリ あり(iOS・Android対応)/タブレット専用アプリもあり
利益実績 78.33%の設定が利益(2018年1月15日〜2025年12月31日の全設定ベース)

取引手数料は無料ですが、スプレッドの中に1,000通貨あたり片道1円(税込)の投資助言報酬が含まれている点は注意が必要です。別途請求はされませんが、実質的なコストとして意識しておきましょう。

 

ループ・イフダンの仕組みを図解で理解する

ループ・イフダンの仕組みを理解するうえで、まず押さえておきたいのが「ループ幅」「BシステムとSシステム」「最大ポジション数」の3つのキーワードです。

ループ幅とは

「ループ幅」とは、新規注文と決済注文の間隔(値幅)のことです。たとえばループ幅を「50銭(B50)」に設定すると、50銭ごとに自動で新規注文が入り、50銭上昇(または下落)した時点で決済されます。この操作が繰り返されることで、相場が上下するたびに小さな利益が積み重なっていく仕組みです。

  • ループ幅が狭い(例:25銭):取引チャンスが増える分、ポジション数も増えて必要資金が多くなります
  • ループ幅が広い(例:100銭):取引チャンスは減りますが、少ないポジションで広いレンジをカバーでき資金効率がよくなります

 

BシステムとSシステムの違い

ひまわり証券のループ・イフダンには、「Bシステム」と「Sシステム」の2種類があります。

種類 内容 向いている局面
Bシステム(買い) 買いのポジションを積み上げ、値が上がったら利確するループ 上昇トレンド・レンジ相場
Sシステム(売り) 売りのポジションを積み上げ、値が下がったら利確するループ 下落トレンド・レンジ相場

長期的に上昇傾向にあるドル円のような通貨ペアでは、Bシステム(買い)を選ぶとスワップポイントも受け取れる「二刀流」になるためおすすめです。

 

最大ポジション数と注文範囲の関係

「最大ポジション数」とは、同時に保有できるポジションの上限数です。この数値と「ループ幅」をかけ合わせることで、自動売買がカバーできる値幅の範囲(注文を敷き詰める範囲)が決まります。

計算式は次のとおりです。

注文を敷き詰める範囲 = ループ幅 × (最大ポジション数 − 1)

例えばループ幅50銭・最大ポジション数5の場合、50銭×(5−1)=200銭(2円)の範囲をカバーします。この範囲内で相場が動く限り、自動売買が繰り返されます。

最大ポジション数は運用開始後に変更できないため、設定前にしっかり検討することが重要です。

 

ひまわり証券ループ・イフダンの4つのメリット

実際に使ってみてわかったメリットを4つ紹介します。ひまわり証券版ならではのポイントにも触れていますので、サービス選びの参考にしてください。

① 選ぶだけで始められるシンプルさ

ひまわり証券のループ・イフダンは、あらかじめ用意された売買ルール(通貨ペア・ループ幅・BまたはSシステムの組み合わせ)を画面から選択するだけで取引が始まります。複雑な設定は不要で、FXの知識が少ない初心者でも取り組みやすい設計です。

さらに、取引ツール上の「ループイフダンランキング」機能を活用すれば、選択した期間等の条件でシミュレーション上の成績が高い売買ルールがランキング表示されます。設定に迷ったときの参考として非常に便利です。

 

② 1,000通貨から始められる少額対応

通常のFX取引は1万通貨が最低取引単位のことが多い中、ひまわり証券のループ・イフダン口座は1,000通貨から取引可能です。少ない資金でもループ・イフダンを試すことができるため、初めてリピート型自動売買に挑戦する方にも取り組みやすい環境です。

 

③ 78%以上の設定が利益という実績

ひまわり証券の公式情報によれば、2018年1月15日から2025年12月31日までに運用されたすべてのループ・イフダン設定のうち、78.33%が利益となっています(実現損益と評価損益の合計ベース)。もちろん過去の実績が将来の利益を保証するものではありませんが、多くの設定で利益が出ていることは一定の安心感を与えてくれます。

 

④ 全額信託保全で資産を守る

ひまわり証券は顧客の預託資産を全額信託保全しています。万が一、証券会社が経営破綻した場合でも、顧客の資産は保全されます。資産の安全性を重視する方にとっては心強いポイントです。

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必ず知っておきたい3つのデメリット・注意点

メリットだけでなく、デメリットや注意点も正直にお伝えします。運用前にしっかり理解しておくことが、長続きする運用の秘訣です。

① 自動売買対応通貨ペアが5種類と少ない

ひまわり証券のループ・イフダンで自動売買できるのは、米ドル/円・ユーロ/円・ポンド/円・豪ドル/円・ユーロ/米ドルの5通貨ペアのみです。同じループイフダンを提供するアイネット証券が20通貨ペアに対応していることと比べると、通貨ペアの選択肢が少ないのは明らかなデメリットです。

メジャーな通貨ペアでの運用には問題ありませんが、南アフリカランド/円やメキシコペソ/円など高金利通貨でのスワップ狙い運用を検討している方には物足りなく感じるかもしれません。

 

② スプレッドが他社と比べてやや広め

ひまわり証券のループ・イフダン口座のスプレッドは、レギュラー口座(ひまわりFX)よりも広く設定されており、FX業者全体で見ても広めの部類に入ります。スキャルピングや短期売買向きではなく、ループ・イフダンのような中長期のリピート注文に特化した口座と位置づけられています。

 

③ レンジ設定ができないため定期的な確認が必要

ループ・イフダンはトラリピのような「上限・下限レンジ」を自分で自由に設定する機能がなく、相場がどこまでも追いかけてしまう仕組みです。例えば、相場が急落した場面でもBシステム(買い)の注文が続いてポジションを積み上げ続け、含み損が膨らむリスクがあります。

完全放置でよいわけではなく、週に1度程度は相場と含み損の状況を確認し、想定外の動きがあれば手動で停止する判断が必要です。

リピート型自動売買全般に言えることですが、含み損が膨らんだときにロスカットされないよう、十分な証拠金を用意しておくことが最重要です。

 

ひまわり証券とアイネット証券のループイフダン、どちらを選ぶ?

ループイフダンを提供している2社の違いを把握することは、サービス選びにおいてとても重要です。下記の表で主な違いを整理しました。

比較項目 ひまわり証券 アイネット証券
自動売買対応通貨ペア数 5通貨ペア 20通貨ペア
スプレッド(米ドル/円) やや広め 2.0銭(原則固定)
最低取引単位 1,000通貨 1,000通貨
取引手数料 無料(スプレッドに助言報酬含む) 無料
口座開設費・維持費 無料 無料
ロスカット水準 証拠金維持率100% 証拠金維持率100%
デモ取引 あり あり
スワップポイント水準 同水準 同水準

私・為替コヤジの見解としては、通貨ペアの選択肢の多さからアイネット証券のほうがループイフダンとしての自由度が高いと感じています。ただし、ひまわり証券版はメジャー通貨ペアへの絞り込みによりシンプルさを保っており、「迷わずに始めたい」という初心者には使い勝手よく映るかもしれません。

アイネット証券のループイフダンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

ループイフダン(アイネット証券)の詳細解説はこちら

 

ひまわり証券ループ・イフダンの始め方

ループ・イフダンを始めるまでの流れはシンプルです。大きく分けて「口座開設」「入金」「売買ルールの選択・注文」の3ステップで始められます。

STEP1:口座開設(ループ・イフダン口座)

ひまわり証券のループ・イフダン口座は、公式サイトからオンラインで申し込めます。本人確認書類(運転免許証など)を用意したうえで必要事項を入力すれば、最短翌営業日には取引が始められます。なお、ループ・イフダン口座はひまわりFXの「レギュラー口座」と同時開設が可能です。

 

STEP2:口座に入金する

目安となる必要資金は、選択する通貨ペアやループ幅・最大ポジション数によって変わります。公式サイトの「必要資金シミュレーター」を活用して、自分の資金に合った設定を事前に確認しておくと安心です。

一般的にリピート型自動売買は30万円以上の資金が推奨されていますが、ループ・イフダンのような1,000通貨対応サービスなら少額からでも試せます。まずはデモ取引で感触を掴むのもよい方法です。

 

STEP3:売買ルールを選んで注文

ログイン後、取引画面から「売買ルール(通貨ペア・ループ幅・BまたはS)」を選択します。資産額に応じて最大ポジション数が自動計算されますので、そのまま注文ボタンを押せば設定完了です。「ループイフダンランキング」から人気の高い設定を参考にして注文することもできます。

なお、最大ポジション数は運用開始後に変更できません。設定変更したい場合は、一度ループ・イフダンを停止して再設定する必要があります。この点は設定前にしっかり確認してください。

 

ループ・イフダンが向いている人・向いていない人

特徴を踏まえたうえで、ひまわり証券のループ・イフダンが向いている人・向いていない人をまとめました。自分のスタイルと照らし合わせてみてください。

向いている人

  • FXの自動売買を初めて試してみたい方
  • メジャー通貨ペアをシンプルに運用したい方
  • 1,000通貨から少額で始めたい方
  • 本業が忙しく、毎日チャートをチェックできないサラリーマン・主婦の方
  • 週に1度程度は相場状況を確認できる方

 

向いていない人

  • 南アフリカランド/円・メキシコペソ/円など高金利通貨でも自動売買を活用したい方
  • 上限・下限レンジを自由に設定して完全放置したい方
  • スプレッドコストを極力抑えたい方
  • 短期売買・スキャルピングで稼ぎたい方

通貨ペアの多さや設定の柔軟性を重視するなら、アイネット証券のループイフダンやトラリピを検討されるとよいでしょう。

リピート型自動売買サービスの比較一覧はこちら

 

まとめ:ひまわり証券のループ・イフダンはこんな人におすすめ

ひまわり証券のループ・イフダンについて、基本情報から仕組み・メリット・デメリット・アイネット証券との違い・始め方まで解説してきました。最後に要点をまとめます。

  • シンプルさが最大の魅力:売買ルールを選ぶだけで始められ、初心者でも取り組みやすい
  • 1,000通貨対応で少額から試せる:まずは小さく始めてみたい方に適している
  • 自動売買対応は5通貨ペアのみ:メジャー通貨中心なら問題ないが、高金利通貨を使いたい方はアイネット証券の方が向いている
  • レンジ設定ができないため定期確認は必須:完全放置ではなく、週1回程度は相場チェックを忘れずに
  • 78%以上の設定が利益という公式実績:ただし過去の実績は将来の利益を保証するものではない

私・為替コヤジとしては、「FX自動売買をとにかくシンプルに始めてみたい」という方にひまわり証券のループ・イフダンはおすすめできます。一方、より多くの通貨ペアで運用したい・設定の自由度を高めたいという方は、アイネット証券のループイフダンやトラリピも合わせてご検討ください。

自動売買全体の比較や選び方についてはこちらの記事が参考になります。

FX自動売買(シストレ)の種類と選び方を徹底比較

リピート型自動売買とは?仕組み・特徴・向いている人を徹底解説

ループイフダン(アイネット証券)の詳細解説

【リスクに関する注意事項】
FX取引はリスクを伴う投資です。ループ・イフダンを含むリピート型自動売買では、相場が想定外の方向に大きく動いた場合、含み損が膨らみ強制ロスカットになる可能性があります。投資は自己責任のもとで行い、余裕資金の範囲内で運用するようにしてください。本記事の内容は情報提供を目的としており、投資を推奨するものではありません。

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この記事を書いた人
為替コヤジ

目黒在住のアラフィフサラリーマン。FX自動売買歴は14年、40種類以上のシステムを自ら検証・運用。現在はFXに加え、インデックス投資、金、仮想通貨、不動産クラファンなど、「分散・ほったらかし投資」を5,000万円で運用。

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