アイネット証券のループイフダンとは?仕組み・メリット・デメリットを徹底解説

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リピート型自動売買

「FX自動売買に興味はあるけれど、難しそうで一歩が踏み出せない」——そんな方にぜひ知っていただきたいのが、アイネット証券が提供するループイフダンです。

私・為替コヤジは自動売買歴10年以上、これまで40種類以上の自動売買を検証してきました。その中でもループイフダンは、「選ぶだけ」というシンプルな設計で初心者でも始めやすいリピート型自動売買として長年愛用されているサービスです。

本記事では、ループイフダンの仕組みから基本スペック、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人まで、FXシストレ大百科の視点で徹底的に解説します。これからFX自動売買を始めようと考えている方はぜひ最後までお読みください。

この記事で分かること
  • アイネット証券のループイフダンとはどんな自動売買なのか
  • ループイフダンの仕組み(B・S・BSの違い)
  • ループイフダンの基本スペック(通貨ペア数・スプレッド・スワップなど)
  • ループイフダンのメリット・デメリット
  • ループイフダンが向いている人・向いていない人
  • 為替コヤジの総評と評価

アイネット証券のループイフダンとは?

アイネット証券のループイフダンは、一言でいうと「選ぶだけで始められるリピート型FX自動売買システム」です。

リピート型自動売買とは、あらかじめ設定した値幅のなかで新規注文と決済注文を自動で繰り返す仕組みで、チャートを読む必要がなく、24時間365日(FX取引時間内)システムが代わりに売買してくれます。忙しいサラリーマンや主婦の方でも、まさに「ほったらかし投資」の感覚で取り組めるのが最大の特長です。

ループイフダンの名前の由来は「イフダン注文(If Done)」を「ループ(繰り返す)」という意味から来ています。イフダン注文は「◯円になったら買い、◯円になったら売る」という1回限りの注文ですが、ループイフダンはこれを何度も自動で繰り返す仕組みです。

リピート型自動売買の仕組みや特徴についてはこちらの記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

 

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ループイフダンの基本情報

まずはアイネット証券のループイフダンの基本スペックを表でまとめました。口座開設前に必ず確認しておきましょう。

項目 詳細
サービス名 ループイフダン®
提供会社 アイネット証券
カテゴリ リピート型自動売買
取扱通貨ペア数(ループイフダン対応) 21通貨ペア(全24通貨ペア中)
最低取引単位 1,000通貨
取引手数料 無料
米ドル/円スプレッド 2.0銭(原則固定・例外あり)
最大レバレッジ 25倍
ロスカット水準 有効証拠金が自動売買必要証拠金を下回ったとき
スマホ対応 あり(iOS・Android)
デモ取引 あり
資産の保全方法 信託保全
推奨運用資金 30万円以上(公式推奨)
セミナー・動画 あり(Webセミナー・YouTube)

 

ループイフダンの仕組みを徹底解説

ループイフダンがどのように動くのか、仕組みを理解することはリスク管理の上でも非常に重要です。ここでは、ループイフダンの基本的な動き方を順を追って説明します。

基本の動き:「安く買って高く売る」を繰り返す

ループイフダンの基本ロジックは非常にシンプルです。「あらかじめ設定した値幅(例:25銭)で新規注文を入れ、レートが設定値幅分だけ動いたら自動で決済する」——これを繰り返すだけです。

例えば「ループイフダンB25(USD/JPY)」を選んだ場合、25銭の値幅で買い注文を自動で繰り返します。価格が上昇すれば利益確定(決済)し、また新たな買い注文が入ります。レンジ相場で何度も上下すればするほど、利益が積み重なっていきます。

 

B・S・BSの違い

ループイフダンには、売買の方向によって3種類の注文タイプがあります。

タイプ 内容 向いている相場
B(買い) 新規買い→決済売りを繰り返す 上昇トレンド・レンジ相場
S(売り) 新規売り→決済買いを繰り返す 下落トレンド・レンジ相場
BS(売買同時) BとSを同時に稼働させる 方向感のないレンジ相場

BSタイプは買いと売りを同時に動かすことで、相場の上下どちらにも対応できます。ただし、BとSを個別に稼働させる場合は両方の証拠金が必要になるのに対し、BSは片方の証拠金のみで稼働できる点がメリットです。

 

損切りあり・なしの違い

ループイフダンには「損切りあり」と「損切りなし」の2種類があります。

損切りありの場合、相場が想定外の方向に大きく動いたとき、設定した最大ポジション数と値幅を掛け合わせた範囲を超えると損切りが発生し、新たな注文(クイックOCO注文)が発注されます。これにより、相場がどちらに動いても価格を追従して取引を継続できます。

損切りなしの場合は、最大ポジション数に達した後は新たな注文が発注されなくなります。その分、損切りによる確定損失は発生しませんが、相場が戻るまで含み損を抱え続けることになります。

初心者の方は、まず「損切りあり」から試してみることをおすすめします。

 

ループイフダンの取扱い通貨ペア

アイネット証券では合計24通貨ペアを取り扱っており、そのうち21通貨ペアでループイフダンが利用できます。主要通貨から高金利通貨まで幅広くカバーしているのが特長です。

特に注目したいのは、南アフリカランド/円・メキシコペソ/円・トルコリラ/円といった高金利通貨のループイフダン対応です。これらの通貨はスワップポイントが高く、売買益とスワップ益の「二刀流」で収益を狙える点が魅力です。

なお、メキシコペソ/円のスプレッドはかつて7.0銭と広めでしたが、現在は大幅に縮小されており、コスト面での改善が進んでいます。最新のスプレッドは必ず公式サイトでご確認ください。

スワップポイントや通貨ペアの選び方については、リピート型自動売買カテゴリでも詳しく解説しています。

 

ループイフダンのメリット

私・為替コヤジが実際に検証して感じたループイフダンのメリットを正直にお伝えします。

①設定が「選ぶだけ」でシンプル

ループイフダンの最大の魅力は、その圧倒的なシンプルさです。他のリピート型自動売買はレンジや値幅を自分で細かく設定する必要がありますが、ループイフダンは通貨ペアと売買タイプ(B/S/BS)、値幅のシステムを「選ぶだけ」で始められます。

FX初心者の方でも迷わずに設定できる設計になっており、「何から始めればいいかわからない」という方にはとても向いています。

 

②24時間ほったらかし運用が可能

ループイフダンはサーバー側で自動的に稼働するため、パソコンの電源をオフにしていても取引が続きます。これはVPSが必要なMT4ベースの自動売買や、PCを起動し続ける必要があるツールとの大きな違いです。

仕事中も、睡眠中も、旅行中も、システムがコツコツと利益を積み上げてくれます。週1回程度の口座確認で十分という点は、忙しい方には大きなメリットです。

 

③取引手数料が完全無料

ループイフダンは取引手数料が無料です。リピート型自動売買は取引回数が多くなる性質上、コストが積み重なりやすいのですが、手数料がかからない点は収益に直結する重要なポイントです。

スプレッドは他社と比べてやや広めですが、これはリピート系注文の手数料相当分がスプレッドに含まれていると考えると、適正な水準といえます。

 

④スワップポイントも狙える

ループイフダンは常にポジションを保有しながら自動で利確を繰り返すため、売買益とスワップポイント益の両方を狙うことができます。特に南アフリカランド/円やメキシコペソ/円などの高金利通貨を選べば、スワップ収入も期待できます。

アイネット証券はスワップポイントの水準が業界内でも高めとされており、スワップを重視する方にとってもメリットのある会社です。

 

⑤少額(1,000通貨)から始められる

最低取引単位が1,000通貨と少額なため、初めての方でも無理のない金額からスタートできます。公式サイトでは30万円以上の運用を推奨していますが、仕組みを学ぶ段階では少額からデモ取引で試してみることも可能です。

 

⑥デモ取引で事前検証ができる

アイネット証券はデモ口座を提供しており、本番の資金を使わずにループイフダンの動きを体験できます。初めて自動売買に触れる方は、まずデモ取引でどのように売買が繰り返されるかを確認してから本番に移行することを強くおすすめします。

 

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ループイフダンのデメリット・注意点

メリットばかりを伝えるのは誠実ではありません。ループイフダンには以下の注意点もありますので、しっかり把握しておきましょう。

①スプレッドがやや広め

ループイフダンの米ドル/円スプレッドは2.0銭(原則固定)で、主要ネット証券の裁量取引用口座と比べるとやや広めです。取引回数が多いリピート型自動売買では、スプレッドの差が長期的な収益に影響します。

ただし、前述のとおりループイフダンは取引手数料が無料であり、スプレッドにその分が含まれていると考えるとトータルコストとしては妥当な水準です。短期売買や高頻度トレードを目的とする方には不向きですが、中長期の自動売買であれば許容範囲といえます。

 

②カスタマイズ性が低い

ループイフダンは通貨ペアの特性に合わせてあらかじめシステムが用意されており、設定のカスタマイズができません。レンジの上限・下限を自由に決めたり、値幅を細かく変えたりするような柔軟な設定は対応していません。

自由な設定を好む方や運用に慣れてきた方には、やや物足りなさを感じることがあります。カスタマイズ性の高いリピート型自動売買を求める方は、トラリピ(マネースクエア)などの他サービスも検討してみてください。

 

③相場が大きく動くと含み損を抱えることがある

ループイフダンはナンピン買いの考え方を基本とするリピート型自動売買のため、相場が想定外の方向に大きく動くと含み損が膨らむリスクがあります。特に損切りなしを選択した場合、最大ポジション数に達すると新たな注文が出なくなり、相場が戻るまで含み損を保有し続けることになります。

強制ロスカットを避けるためには、公式が提供する「目安資金表」と「レート変動幅確認表」を参考に、余裕を持った資金管理が必要です。リピート型自動売買の資金管理については別記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

 

④短期的な一攫千金は狙えない

ループイフダンはコツコツと小さな利益を積み重ねていく中長期型の投資スタイルです。相場の急騰落で大きな利益を狙うような短期売買とは相性がよくありません。「すぐに大きく儲けたい」という方には向いていません。

 

ループイフダンに向いている人・向いていない人

向いている人

  • チャートを常に見る時間がない忙しい方(サラリーマン・主婦・育児中の方など)
  • FX初心者でシンプルな自動売買から始めたい方
  • 長期的にコツコツ利益を積み上げたい方
  • スワップポイントも同時に狙いたい方
  • PCを起動し続けるのが面倒な方(サーバー運用なのでPC不要)

 

向いていない人

  • 細かいカスタマイズをしながら運用したい方
  • 短期売買・スキャルピングで利益を狙いたい方
  • スプレッドを最優先にコスト重視で取引したい方
  • 一攫千金を狙いたい方

自分がどのタイプの自動売買に向いているかを事前に確認したい方は、選択型自動売買の解説記事設定型自動売買の解説記事と比較しながら検討することをおすすめします。

 

ループイフダンの口座開設の流れ

ループイフダンを始めるための口座開設はオンラインで完結できます。おおまかな流れは以下のとおりです。

  1. 公式サイトから必要事項を入力して申し込む(メールアドレス・氏名・住所など)
  2. 本人確認書類とマイナンバー確認書類をアップロードする
  3. 審査完了後、ログインIDが簡易書留で郵送される
  4. ログインして入金し、ループイフダンの注文設定を行う

申し込みから取引開始まで最短翌々日程度が目安です。書類の準備ができていれば手続き自体は10〜15分程度で完了します。

なお、デモ口座はメールアドレスと簡単な情報を入力するだけで即日利用できますので、本番口座を開く前にまずデモで試してみることを強くおすすめします。

 

他のリピート型自動売買との比較

ループイフダンを検討する際、他のリピート型自動売買と比較しておくことも重要です。

項目 ループイフダン
(アイネット証券)
トラリピ
(マネースクエア)
カテゴリ リピート型 リピート型
設定の自由度 低い(選ぶだけ) 高い(レンジや値幅を自由設定)
対応通貨ペア数 21通貨ペア(ループイフダン対応) 11通貨ペア
米ドル/円スプレッド 2.0銭 4.0銭
取引手数料 無料 無料
最低取引単位 1,000通貨 1,000通貨
PC常時起動の必要 不要(サーバー運用) 不要(サーバー運用)
初心者向け ◎(設定がシンプル) ○(設定の自由度が高い分やや複雑)

スプレッドだけを見るとループイフダンの方が有利です。一方、トラリピはレンジや値幅を自由に設定できる柔軟性が強みで、慣れてきた方や自分でカスタマイズしたい方に向いています。

トラリピとループイフダンを徹底比較!初心者におすすめなのはどっち?【2026年最新版】
トラリピ(マネースクエア)とループイフダン(アイネット証券)の違いを徹底比較。カスタマイズ性・通貨ペア・スプレッド・向いている人など、FX自動売買歴10年以上の為替コヤジが実際に運用した経験をもとにわかりやすく解説します。

各サービスの詳しい比較はリピート型自動売買カテゴリにてまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 

為替コヤジの総評:アイネット証券ループイフダン

アイネット証券のループイフダンは、FX自動売買の入門として非常に優れたサービスだと思います。「選ぶだけ」というシンプルな設計は初心者の方にとって大きなメリットで、複雑な設定に迷うことなくすぐに運用をスタートできます。

スプレッドがやや広い点は確かなデメリットですが、取引手数料無料・サーバー運用でPC不要・デモ取引対応といった使い勝手の良さは、他のサービスと比べても十分に競争力があります。

スワップポイントの水準も業界内で高めに維持されており、特に高金利通貨を活用して売買益とスワップ益の両方を狙いたい方には向いています。

一方で、「自分でレンジを決めて細かく運用したい」「トレンド相場に乗って大きく取りたい」という方には物足りないかもしれません。そのような方は設定型自動売買選択型自動売買も検討してみてください。

総評としては、「シンプルさと安定感を重視する初心者〜中級者に向いたリピート型自動売買」です。まずはデモ取引から始めて、仕組みをしっかり理解した上で本番に移行することをおすすめします。

ご注意
FX取引はリスクを伴います。ループイフダンを含むリピート型自動売買は、相場が想定外の方向に大きく動いた場合、含み損が拡大するリスクがあります。余裕資金で運用し、ロスカットされないよう十分な証拠金を維持することが重要です。投資は自己責任で行ってください。

 

まとめ

本記事では、アイネット証券のループイフダンについて以下の内容を解説しました。

  • ループイフダンは「選ぶだけ」で始められるシンプルなリピート型FX自動売買
  • B(買い)・S(売り)・BS(売買同時)の3タイプがあり、損切りあり・なしも選択可能
  • 21通貨ペア対応(高金利通貨含む)、取引手数料無料、最低1,000通貨から
  • スプレッドはやや広めだが、手数料無料・サーバー運用・デモ対応と使い勝手は良好
  • 初心者・忙しい方・長期運用を好む方に特に向いている

FX自動売買を始める第一歩として、まずはデモ口座でループイフダンの動きを体感してみてください。リピート型自動売買全体の比較・ランキングについてはこちらのページで詳しくまとめています。

その他のFX自動売買の種類については、選択型自動売買設定型自動売買の記事もあわせてご覧ください。

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松井証券の自動売買は、あらかじめ「注文する値幅」や「注文を仕掛ける範囲(レンジ)」などを設定し、設定したルール通りの注文を繰り返す、リピート型自動売買です。

スプレッドは狭く、1通貨から取引できるので初心者にもおすすめです。

この記事を書いた人
為替コヤジ

目黒在住のアラフィフサラリーマン。FX自動売買歴は14年、40種類以上のシステムを自ら検証・運用。現在はFXに加え、インデックス投資、金、仮想通貨、不動産クラファンなど、「分散・ほったらかし投資」を5,000万円で運用。

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