トライオートFXの運用資金はいくら必要?【2026年最新】失敗しない目安と資金別シミュレーションを徹底解説

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「トライオートFXを始めてみたいけれど、いったいいくら入金すればいいの?」——私・為替コヤジのもとには、こうした質問が本当に多く届きます。

結論からお伝えすると、トライオートFXは1,000通貨単位で取引できるため、数千円の証拠金があれば注文そのものは出せます。しかし、自動売買は複数の注文を同時に仕掛けて含み損に耐えながら利益を積み上げる仕組みです。注文が出せる金額と、安心して運用を続けられる金額はまったく別物だと考えてください。

私はトライオートFXを7年間運用し、自動売買セレクトの「コアレンジャー」からビルダーを使った疑似トラリピまで、さまざまな設定を試してきました。その経験と、インヴァスト証券の公式情報を突き合わせながら、「どれくらいの資金を用意すればロスカットに怯えずに運用できるのか」を具体的な数字で解説します。最後まで読めば、あなたが入金すべき金額がはっきり見えてくるはずです。

この記事でわかること
  • トライオートFXの「最低ライン」と「推奨ライン」の資金目安
  • 発注証拠金・運用資金目安(旧:推奨証拠金)・有効比率の違い
  • 資金別(10万円・30万円・50万〜100万円・300万円以上)の運用イメージ
  • 米ドル/円の具体例で見る「資金ごとのロスカットライン」
  • ロスカットを防ぐための資金管理の4原則
  • 少額から始めるときの注意点とトラリピとの資金面の比較

  1. そもそもトライオートFXとは?資金の話の前に仕組みをおさらい
    1. 資金計画に関わるトライオートFXの基本スペック
  2. 結論:トライオートFXの運用資金は「3つのライン」で考える
    1. 最低ライン:注文1本なら数千円から発注は可能
    2. スタートライン:20万〜30万円で「自動売買らしい運用」が可能に
    3. 本格運用ライン:1通貨ペアあたり50万円が公式の目安
  3. トライオートFXの資金を理解する3つのキーワード
    1. 発注証拠金:自動売買を「動かす」ための最低額
    2. 運用資金目安(旧:推奨証拠金):含み損まで見込んだ安心ライン
    3. 有効比率:ロスカットまでの「距離」を示す数字
  4. 資金別!トライオートFX運用の現実的なシミュレーション
    1. 【10万円】仕組みを体験する「お試し運用」と割り切る
    2. 【30万円】セレクト1本を余裕を持って動かせる
    3. 【50万〜100万円】公式推奨水準で分散運用が視野に
    4. 【300万円以上】多通貨ポートフォリオで安定性を追求
  5. 米ドル/円で計算!資金ごとのロスカットラインはこう変わる
    1. シミュレーションの前提条件
    2. 資金別のロスカットライン
  6. ロスカットを防ぐ!トライオートFXの資金管理4原則
    1. 原則①:運用資金目安の1.5〜2倍を入金する
    2. 原則②:資金が足りなければセット数を減らす
    3. 原則③:損切り設定の有無を必ず確認する
    4. 原則④:出金・資金振替と経済指標の前後に注意する
  7. 少額からトライオートFXを始めるときの3つの注意点
    1. 注意点①:オートセレクトで資金に合った自動売買を選ぶ
    2. 注意点②:1万通貨単位の通貨ペアに注意する
    3. 注意点③:デモ口座がない分、シミュレーションと少額運用で慣れる
  8. トライオートFXとトラリピ、必要資金で比べるとどう違う?
  9. トライオートFXの資金に関するよくある質問(FAQ)
    1. Q. トライオートFXはいくらから始められますか?
    2. Q. 運用資金目安ぴったりの金額で始めても大丈夫ですか?
    3. Q. 運用の途中で資金を追加できますか?
    4. Q. 利益が出たら税金はかかりますか?
    5. Q. 実際にトライオートFXで運用するとどれくらいの成績になりますか?
  10. まとめ:トライオートFXは「運用資金目安の1.5〜2倍」で始めるのが成功の近道

そもそもトライオートFXとは?資金の話の前に仕組みをおさらい

資金の話に入る前に、トライオートFXがどんなサービスなのかを簡単におさらいしておきましょう。必要資金は「どの機能で、どんな自動売買を動かすか」によって大きく変わるため、仕組みを押さえておくことが資金計画の第一歩になります。

トライオートFXは、インヴァスト証券が提供するFX自動売買サービスです。用意されたプログラムを選ぶだけの「セレクト」(選択型自動売買)と、自分で売買ルールを組み立てる「ビルダー」(設定型自動売買)の両方を、ひとつの口座で使い分けられるのが最大の特徴です。ビルダーを使えば、トラリピのようなリピート型自動売買を自作することもできます。

FX自動売買にはいくつかのタイプがありますが、全体像を知りたい方はFX自動売買の種類を徹底解説した記事もあわせてご覧ください。各機能の使い分けについてはトライオートFXの自動売買5機能の解説記事で詳しくまとめています。

資金計画に関わるトライオートFXの基本スペック

必要資金を計算するうえで押さえておきたい取引条件を表にまとめました。特に「必要証拠金」と「ロスカット水準」は、このあとの計算で何度も登場する重要な数字です。

項目 内容
提供会社 インヴァスト証券株式会社(関東財務局長(金商)第26号)
取扱通貨ペア数 34通貨ペア(2026年7月に拡充)
最低取引単位 1,000通貨(ハンガリーフォリント/円、南アランド/円、ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ、ノルウェークローネ/南アランドは1万通貨)
取引手数料 マニュアル注文・自動売買注文ともに無料(自動売買は2024年9月から無料化)
必要証拠金(個人) 各通貨ペアの時価評価額の4%以上(レバレッジ最大25倍)
アラート 有効比率150%以下でプレアラート、120%以下でアラートメール
ロスカット 有効比率100%以下で全建玉を強制決済
資産保全 信託保全(三井住友銀行・日証金信託銀行)
デモ口座 なし

※2026年10月時点の公式情報をもとに作成しています。最新の取引条件は必ずインヴァスト証券の公式サイトでご確認ください。

以前は自動売買に1,000通貨あたりの取引手数料がかかっていましたが、現在は自動売買でも取引手数料は無料で、コストはスプレッドのみです(同一通貨ペア・同一売買で100万通貨を超える場合などは大口マークアップが加算されます)。少額でコツコツ回す運用ほど手数料の影響を受けやすいので、これは少額スタート派にとって大きな追い風です。コスト全般についてはFX自動売買のコストを徹底解説した記事も参考にしてください。

 

結論:トライオートFXの運用資金は「3つのライン」で考える

トライオートFXの資金を考えるときは、「いくらから始められるか」だけを見るのは危険です。私は「最低ライン」「スタートライン」「本格運用ライン」という3段階で考えることをおすすめしています。この3つを区別するだけで、資金不足によるロスカットのリスクをぐっと減らせます。

最低ライン:注文1本なら数千円から発注は可能

トライオートFXの必要証拠金は時価評価額の4%です。たとえば米ドル/円が157円のとき、1,000通貨を取引するのに必要な証拠金は次のとおりです。

157円 × 1,000通貨 × 4% = 6,280円

つまり、注文1本だけなら6,000円程度から発注できる計算になります。ただし、これはあくまで「注文が通る金額」です。自動売買は複数の注文を連続して仕掛けるのが基本なので、この金額で自動売買を運用するのは現実的ではありません。

 

スタートライン:20万〜30万円で「自動売買らしい運用」が可能に

インヴァスト証券のよくある質問では、セレクトを利用する場合の運用資金の目安として20万円ほどからと案内されています。私・為替コヤジの経験からも、1つの自動売買を余裕を持って動かすなら30万円がひとつの基準になると感じています。

30万円あれば、セット数(取引数量)を最小限に抑えたセレクトを1本稼働させ、さらに含み損に耐えるためのクッション資金も確保できます。「自動売買ってこういうものか」という感覚をつかむには十分な金額です。

 

本格運用ライン:1通貨ペアあたり50万円が公式の目安

インヴァスト証券は、トライオートFXの運用について1通貨ペアあたり約50万円を推奨しています。これより少ない資金だと価格変動への許容度が狭まり、想定レンジ内の値動きであっても一時的な振れでロスカットに至るリスクが高まるためです。

複数の通貨ペアに分散して安定運用を目指すなら、「通貨ペア数 × 50万円」を目安に資金を準備すると考えるとわかりやすいでしょう。

ライン 資金の目安 位置づけ
最低ライン 数千円〜 注文1本が発注できるだけ。自動売買の運用には不向き
スタートライン 20万〜30万円 セレクト1本を少ないセット数で試せる
本格運用ライン 1通貨ペアあたり50万円〜 公式推奨水準。含み損に耐えながら長期運用できる

 

トライオートFXの資金を理解する3つのキーワード

トライオートFXで資金管理を正しく行うには、「発注証拠金」「運用資金目安」「有効比率」という3つの言葉を理解しておく必要があります。どれも取引画面に表示される数字なので、意味さえわかれば自分で必要資金を判断できるようになります。

発注証拠金:自動売買を「動かす」ための最低額

発注証拠金は、自動売買を稼働させるために必要な最低限の証拠金です。自動売買は一度に複数の注文を出すため、注文の本数と取引数量に応じた必要証拠金の合計額になります。

注意したいのは、発注証拠金が一部でも不足していると自動売買は稼働しないという点です。また、発注時や約定時に証拠金が不足した場合も自動売買は停止してしまいます。「入金したのに動いていない」というトラブルの多くは、この発注証拠金不足が原因です。

 

運用資金目安(旧:推奨証拠金):含み損まで見込んだ安心ライン

運用資金目安は、以前「推奨証拠金」と呼ばれていたもので、過去のシミュレーションをもとにリスクを考慮した資金の目安です。トライオートFXの場合、計算式は次のようになっています。

運用資金目安 = 必要証拠金(レバレッジ25倍)+ シミュレーション期間内の最大ドローダウン

最大ドローダウンとは、シミュレーション期間中に発生した最大の含み損(資産の落ち込み幅)のことです。つまり運用資金目安は、「過去と同じくらいの逆行が来ても耐えられる金額」を示しています。発注証拠金ギリギリの資金で運用するとロスカットの可能性が高くなるため、まずはこの運用資金目安以上を用意することが大前提です。

為替コヤジのひとこと

運用資金目安はあくまで「過去のシミュレーション期間」の最大ドローダウンをもとにした数字です。未来の相場が過去の範囲に収まる保証はどこにもありません。私は運用資金目安の1.5〜2倍を用意するようにしています。目安ぴったりの資金で始めると、過去最大を少し超える逆行が来ただけで追い詰められてしまいます。

 

有効比率:ロスカットまでの「距離」を示す数字

有効比率は「有効証拠金 ÷ 必要証拠金 × 100(%)」で計算され、口座の健全度を示す指標です。有効証拠金とは、入金額に含み損益などを加減した、いま実際に使える資金のことです。

トライオートFXでは、有効比率が150%以下でプレアラート、120%以下でアラートのメールが届き、100%以下になると全建玉が強制決済(ロスカット)されます。ロスカットになるとすべての自動売買の稼働も止まってしまいます。なお、ロスカット判定は一定間隔で行われるため、相場急変時には100%を大きく割り込んでから決済され、証拠金以上の損失が出る可能性もゼロではありません。

 

資金別!トライオートFX運用の現実的なシミュレーション

ここからは、具体的な資金額ごとにどんな運用ができるのかを解説します。「自分はいくらで始めるべきか」を判断する材料にしてください。なお、あわせてFX自動売買を元手別に解説した記事も読んでおくと、他サービスとの比較もしやすくなります。

【10万円】仕組みを体験する「お試し運用」と割り切る

10万円でも、セット数を最小にしたセレクトや、注文本数を絞ったビルダーなら稼働させられるケースはあります。ただし、運用資金目安を十分に上回る余裕はほとんどなく、相場が少し逆行しただけで有効比率が急低下しやすい資金帯です。

10万円での運用は「利益を狙う」よりも、自動売買の動き方や含み損の増え方を体感する練習期間と位置づけるのが賢明です。トライオートFXにはデモ口座がないので、少額のリアル運用がそのまま練習代わりになります。

 

【30万円】セレクト1本を余裕を持って動かせる

30万円あれば、運用資金目安の1.5〜2倍を確保したうえでセレクトを1本稼働させることができます。レンジ相場向けの自動売買なら、含み損に対する耐性もある程度確保できるため、多少の相場変動では慌てずに済むでしょう。

「トライオートFXで本格的に始めたい」という方には、まずこの30万円を目標にすることをおすすめします。

 

【50万〜100万円】公式推奨水準で分散運用が視野に

50万円は、インヴァスト証券が推奨する1通貨ペアあたりの資金水準です。100万円あれば、値動きの性質が異なる2つの通貨ペアにそれぞれ50万円ずつ配分するといった分散運用も可能になります。

どのセレクトを組み合わせるかで運用の安定感は大きく変わります。ストラテジー選びのコツは選択型自動売買で失敗しないストラテジーの選び方で詳しく解説しています。

 

【300万円以上】多通貨ポートフォリオで安定性を追求

300万円以上の資金があれば、複数の通貨ペアにまたがるポートフォリオ運用が現実的になります。セレクトの中には、多数の通貨ペアにまとめて分散するタイプもあり、その場合は数百万円規模の運用資金目安が表示されることもあります。

分散の効果を最大限に引き出す考え方は、FX自動売買のリスク分散テクニックの記事が参考になります。

資金規模 運用イメージ 注意点
10万円 セット数最小のセレクト1本でお試し 余裕資金が少なく、ロスカットリスクが高い
30万円 セレクト1本を余裕を持って稼働 運用資金目安の1.5〜2倍を確保できているか確認
50万〜100万円 1〜2通貨ペアの分散運用 相関の高い通貨ペアばかり選ばない
300万円以上 多通貨ポートフォリオ運用 1つの通貨に偏らない資金配分を意識する

 

米ドル/円で計算!資金ごとのロスカットラインはこう変わる

「資金に余裕を持て」と言われても、どれくらい違いが出るのかイメージしにくいですよね。そこで、ビルダーでリピート型の買い注文を組んだケースを例に、資金ごとにどこまで円高に耐えられるかを計算してみました。

シミュレーションの前提条件

今回は、米ドル/円が157円前後で推移している状況を想定し、次のような設定で計算しています。

  • 仕掛ける範囲:147円〜157円の10円幅(買いのみ)
  • 注文間隔:50銭ごと(合計20本)
  • 取引数量:1本あたり1,000通貨
  • 必要証拠金:時価評価額の4%

この設定の発注証拠金は合計で約12万円です。ここで相場が147円まで下落すると、20本すべてが約定し、含み損は約10.5万円に膨らみます。そのとき必要証拠金は約11.8万円なので、147円まで耐えるだけでも約22万円が必要になる計算です。

 

資金別のロスカットライン

では、入金額を変えるとロスカットラインはどこまで下がるのでしょうか。147円以下では新規の約定がない状態で計算すると、結果は次のとおりです。

入金額 ロスカットライン(目安) レンジ下限(147円)からの余裕
約22万円 約147円 ほぼなし
30万円 約143円 約4円
50万円 約132.5円 約14.5円
100万円 約106.5円 約40円

※スプレッド・スワップポイントは考慮していない簡易計算です。実際の数値は相場状況や設定によって異なります。

同じ設定でも、入金額が30万円か50万円かで、耐えられる値幅が約4円から約14.5円へと3倍以上変わることがわかります。米ドル/円は2024年7月の161円台から同年9月の139円台まで、わずか2か月ほどで20円以上動いたこともあります。10円幅の設定に対して下に4円しか余裕がない状態は、決して安心とは言えません。

為替コヤジのひとこと

資金が足りないときは、入金額を増やすだけでなく「取引数量を減らす」「注文間隔を広げて本数を減らす」ことでもロスカットラインを遠ざけられます。トライオートFXのビルダーやセレクトの画面では、設定を変えると発注証拠金や運用資金目安が自動で再計算されるので、資金に合わせて調整してみてください。

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ロスカットを防ぐ!トライオートFXの資金管理4原則

トライオートFXで長く利益を積み上げるためには、ロスカットを避ける資金管理が欠かせません。私・為替コヤジが実践してきた基本の4原則を紹介します。資金管理の考え方をさらに深く知りたい方は、FX自動売買における資金管理(マネーマネジメント)完全ガイドもあわせてご覧ください。

原則①:運用資金目安の1.5〜2倍を入金する

先ほどお伝えしたとおり、運用資金目安は過去の最大ドローダウンをもとにした数字です。未来の相場が過去を超える動きをすることは珍しくありません。運用資金目安の1.5〜2倍を入金しておけば、想定外の逆行にもかなり耐えられるようになります。

 

原則②:資金が足りなければセット数を減らす

「欲しい自動売買の運用資金目安に資金が届かない」というときは、無理に稼働させるのではなく、セット数(取引数量)を減らしましょう。セット数を変えると運用資金目安と発注証拠金も連動して変わるため、手元資金に合った規模に調整できます。

 

原則③:損切り設定の有無を必ず確認する

トライオートFXのセレクトには、初期状態で損切りが設定されていないものがあります。損切りのない自動売買は、想定レンジから相場が外れると含み損が膨らみ続ける可能性があります。稼働前に注文設定画面で損切りの有無を確認し、必要に応じて損切りを追加しておきましょう(稼働後に追加することも可能です)。

 

原則④:出金・資金振替と経済指標の前後に注意する

トライオートFXでは、出金や資金振替を指示した時点でその金額が有効証拠金から差し引かれます。含み損を抱えている状態で利益分をまとめて出金すると、有効比率が一気に下がることがあるので注意してください。

また、米雇用統計やFOMCなど重要な経済指標の前後は相場が急変しやすいタイミングです。FX自動売買と経済指標の付き合い方を知っておくと、慌てずに対応できます。

 

少額からトライオートFXを始めるときの3つの注意点

「まずは少額で試したい」という気持ちはよくわかります。私自身も最初から大きな資金で始めたわけではありません。少額スタートで失敗しないために、特に意識してほしいポイントを3つお伝えします。

注意点①:オートセレクトで資金に合った自動売買を選ぶ

トライオートFXには、いくつかの質問に答えるだけで、運用資金や運用スタイルに合わせた自動売買のポートフォリオを提案してくれる「オートセレクト」という機能があります。どのセレクトを選べばいいか迷う初心者にとって、資金に見合った規模の運用を始めるための心強い入口になります。

 

注意点②:1万通貨単位の通貨ペアに注意する

トライオートFXはほとんどの通貨ペアが1,000通貨単位ですが、ハンガリーフォリント/円、南アランド/円、ノルウェークローネ/スウェーデンクローナ、ノルウェークローネ/南アランドの4つは1万通貨単位です。最小単位が10倍になるため、少額資金で選ぶと想像以上に資金を圧迫します。少額のうちは1,000通貨単位で取引できる通貨ペアから始めるのが無難です。

 

注意点③:デモ口座がない分、シミュレーションと少額運用で慣れる

トライオートFXにはデモ口座が用意されていません。その代わり、各自動売買には過去の相場でのシミュレーション結果が表示され、最大ドローダウンや運用資金目安を事前に確認できます。まずシミュレーションで値動きのクセを把握し、少額のリアル運用で感覚をつかむのがおすすめです。デモ口座で練習してから始めたい方は、デモ口座に対応した自動売買サービスの一覧も参考にしてみてください。

また、最初から「月◯万円稼ぎたい」と高い目標を立てすぎると、資金に見合わない取引数量で運用してしまいがちです。目標金額から逆算した必要資金の考え方は、FX自動売買で月5万円を目指す記事で詳しく解説しています。

 

トライオートFXとトラリピ、必要資金で比べるとどう違う?

トライオートFXを検討している方の多くは、リピート型の代表格であるトラリピとも比較しているのではないでしょうか。ここでは「資金面」に絞って両者の違いを整理しておきます。

項目 トライオートFX トラリピ
最低取引単位 1,000通貨(一部1万通貨) 1,000通貨
取引手数料 無料 無料
最大レバレッジ 25倍 25倍
ロスカット水準 有効比率100%以下 証拠金維持率100%
資金目安の確認方法 各自動売買に運用資金目安を表示 トラリピ運用試算表など
デモ口座 なし なし

取引単位や手数料、レバレッジといった基本条件はほぼ互角です。大きな違いは、トライオートFXが自動売買ごとに運用資金目安を表示してくれる点にあります。自分で計算しなくても「このくらい必要」という目安がひと目でわかるのは、初心者にとって大きな安心材料です。

両サービスの機能面まで含めた詳しい比較はトラリピとトライオートFXを徹底比較した記事を、トラリピ側の資金目安はトラリピ運用に必要な資金の解説記事をご覧ください。

 

トライオートFXの資金に関するよくある質問(FAQ)

最後に、トライオートFXの運用資金について読者の方からよくいただく質問にお答えします。

Q. トライオートFXはいくらから始められますか?

A. 1,000通貨単位で取引できるため、注文1本なら数千円の証拠金で発注できます。ただし自動売買として運用するなら、セレクトで20万〜30万円、安定した運用を目指すなら1通貨ペアあたり50万円が目安です。

 

Q. 運用資金目安ぴったりの金額で始めても大丈夫ですか?

A. おすすめしません。運用資金目安は過去のシミュレーション期間の最大ドローダウンをもとにした数字なので、それを超える逆行が来ればロスカットの危険が高まります。目安の1.5〜2倍を用意しておくと安心です。

 

Q. 運用の途中で資金を追加できますか?

A. できます。提携金融機関の即時入金サービスを使えば、振込手数料無料・原則24時間でほぼリアルタイムに口座へ反映されます。含み損が膨らんで有効比率が下がってきたときの追加入金にも便利です。

 

Q. 利益が出たら税金はかかりますか?

A. トライオートFXの利益は申告分離課税の対象で、税率は一律20.315%です。会社員の方は、給与以外の所得が年間20万円を超えると確定申告が必要になります。詳しくはFX自動売買の確定申告を完全解説した記事をご覧ください。

 

Q. 実際にトライオートFXで運用するとどれくらいの成績になりますか?

A. 相場環境や設定によって大きく変わります。私が7年間運用したリアルな利回りやデメリットはトライオートFXの7年運用実績の記事で包み隠さず公開していますので、参考にしてください。

 

まとめ:トライオートFXは「運用資金目安の1.5〜2倍」で始めるのが成功の近道

この記事では、トライオートFXの運用に必要な資金について、最低ラインから本格運用ラインまで具体的な数字で解説しました。最後に要点を整理しておきます。

  • 注文1本なら数千円から発注できるが、自動売買の運用には不十分
  • セレクトを始めるなら20万〜30万円、本格運用なら1通貨ペアあたり50万円が目安
  • 「発注証拠金」は稼働の最低額、「運用資金目安」は含み損まで見込んだ安心ライン
  • 有効比率100%以下でロスカット。運用資金目安の1.5〜2倍を入金しておくと安心
  • 資金が足りないときはセット数や注文本数を減らして規模を調整する
  • 自動売買の手数料は無料化され、少額でもコストを気にせず運用しやすくなった

トライオートFXは、自動売買ごとに必要な資金の目安が表示され、セット数で規模も調整できるため、自分の資金に合った運用を組み立てやすいサービスです。手数料の無料化や通貨ペアの拡充で、以前よりも始めやすい環境が整っています。

FX自動売買は「早く始めて、長く続ける」ほど有利になる投資です。いきなり大金を入れる必要はありません。まずは無理のない金額で口座を開き、シミュレーションを眺めるところから始めてみてください。口座開設や口座維持に費用はかかりません。

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トライオートFX以外の選択肢も含めて検討したい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

トライオートFX [インヴァスト証券]
インヴァスト証券「トライオートFX」

面倒な設定は不要で自動売買セレクトから自動売買プログラムを選ぶだけで取引ができます。中でも人気が高いのがコアレンジャーで為替コヤジも運用中です。

ビルダー機能を使えばプログラミング不要で人気のリピート注文を作ることもできます。

トラリピ [マネースクエア]
マネースクエア外国為替取引

下がったら買って上がったら売るというシンプルなトレードルールでコツコツと利益を積み上げてくれます。資金力は求められますが短期的な利益を狙わず、長期運用を心掛ければ心強い味方です。

トラリピ運用試算表やシミュレーション機能などツール類も充実しています。

自動売買 [松井証券FX]
松井証券FX

松井証券の自動売買は、あらかじめ「注文する値幅」や「注文を仕掛ける範囲(レンジ)」などを設定し、設定したルール通りの注文を繰り返す、リピート型自動売買です。

スプレッドは狭く、1通貨から取引できるので初心者にもおすすめです。

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投資に関する注意喚起

FX自動売買は、うまく運用すればコツコツと利益を積み上げられる一方で、元本割れなどのリスクも伴います。特にFXはレバレッジをかけた取引のため、相場が急変した際には預けた証拠金以上の損失が発生する可能性もあります。

投資は余裕資金の範囲内で、ご自身の判断と責任において行ってください。

FX取引に関する注意喚起や業者の登録状況は、下記の公的機関のサイトでご確認いただけます。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の購入・取引を勧誘するものではありません。最新の取引条件は各社の公式サイトでご確認ください

この記事を書いた人
為替コヤジ

FX歴14年以上。トラリピ・トライオートFX・ループイフダン・松井証券FXなどを実際に運用・検証。現在は運用方針を変更したため、自動売買の最新仕様や比較情報、過去の検証データをカワセペディアで整理・更新しています。

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