自動売買(リピート注文) [松井証券FX]とは?
評価 | S | 松井証券FX公式サイト |
松井証券の自動売買は、リピート系注文で、レートの上限・下限や売買の値幅など、シンプルな設定で取引することができます。
例えば「50銭ごとに買い、それぞれのポジションが50銭値上がりしたら売る」という設定ができ、それに基づいて自動で売買を繰り返します。
一定値幅で上がったり下がったりを繰り返すような相場(レンジ相場)でも、利益をコツコツ積み上げていくことが期待できます。
忙しい方でもFXに取り組むことができる、便利な注文方法です。
松井証券FXの自動売買はトラリピにかなり似ています。それでいてスプレッドはトラリピより優れています。
基本情報
通貨ペア数 | 最低取引単位 | 取引手数料 (1,000通貨片道) |
米ドル/円 スプレッド |
初心者向け |
20通貨ペア | 1通貨 | 無料 | 0.2〜1.6銭 | |
最大レバレッジ | ロスカット | マージンコール | 約定通知メール | スマホ対応 |
25倍 | 100% | |||
セミナー・動画 | 独自コンテンツ | デモ取引 | 資産の保全方法 | サポート対応時間 |
信託保全 | 平日7:00~24:00 |
自動売買(リピート系注文機能)の最新情報
- 【FX】業界初!100円から自動売買!リピート系注文機能の提供を開始します(4月22日(予定))(2023/04/21)
自動売買(リピート注文)のメリット・デメリット
自動売買(リピート系注文機能)のメリット
スプレッドがかなり狭い
松井証券のFX自動売買のスプレッドは以下の通りです(2023年4月14日)。
トラリピのスプレッドは変動制ですが、大体3~10pipsなので松井証券はかなり狭くなっています。
1通貨から取引可能
FX取引では最低取引単位が1,000通貨であるのが一般的ですが、松井証券のFX自動売買では取扱全通貨ペアについて1通貨単位から取引可能です。
リピート注文では複数通貨ペアを運用してリスク分散するのが一般的ですが、1通貨単位で取引できるので少額でも複数通貨ペアで運用することができます。
取扱い通貨ペアが豊富
松井証券のFX自動売買の対応通貨は以下の20通貨です。
- 米ドル/円
- ユーロ/円
- 豪ドル/円
- カナダ/円
- スイス/円
- ポンド/円
- NZドル/円
- ランド/円
- トルコリラ/円
- メキシコペソ/円
- ユーロ/米ドル
- 豪ドル/米ドル
- ポンド/米ドル
- NZドル/米ドル
- ユーロ/豪ドル
- ポンド/豪ドル
- 米ドル/スイス
- ポンド/スイス
- ユーロ/ポンド
- 豪ドル/NZドル
トラリピで取扱いのない通貨ペアはスイス/円、ユーロ/豪ドル、ポンド/豪ドル、米ドル/スイスの4つです。
自動売買(リピート系注文機能)のデメリット
スマートフォン用アプリから発注できない
松井証券FXの自動売買(リピート注文)ではスマホアプリから注文状況や注文設定を確認することができますが、発注することはできません。
なお、2023年7月頃にはスマホアプリに発注機能が実装される予定です。
スワップ条件が悪い
スプレッドは業界最狭水準ですが、スワップポイントはあまり良くありません。
トラリピと比較してみましたが、トラリピの方が好条件となっています。
松井証券 | トラリピ | |||
買い | 売り | 買い | 売り | |
米ドル/円 | 171 | -211 | 105 | -189 |
ユーロ/円 | 117 | -147 | 127 | -143 |
豪ドル/円 | 72 | -102 | 79 | -107 |
NZドル/円 | 101 | -131 | 113 | -140 |
英ポンド/円 | 217 | -247 | 163 | -189 |
カナダドル/円 | 96 | -126 | 110 | -123 |
ユーロ/英ポンド | -74 | 34 | -39 | 32 |
豪ドル/NZドル | -57 | 17 | -51 | 44 |
自動売買(リピート注文)の発注方法
1. FXお客様サイト【自動売買】-【注文】のプルダウンメニュー(▼)で取引通貨を選択してください。
2. 売買、注文レンジ、数量(万通貨)、注文値幅(pips)、益出し幅(pips)、運用停止ライン(任意)を入力のうえ、「注文確認」ボタンを押します。
売買 |
新規注文の買・売を選択します。
|
注文レンジ |
自動売買で発注するレートの上限と下限の値幅を設定します。注文レンジの範囲内で新規注文と決済注文が発注されます。
|
数量(万通貨) |
1注文あたりの注文数量を入力します。
|
注文値幅(pips) |
新規注文と新規注文の注文間隔(指値幅)です。
|
益出し幅(pips) |
新規注文約定後に発注される決済タイミングを決める値幅です。注文レンジ内で発注されます。
益出し幅は、自動売買の運用開始後に変更できます。
|
運用停止ライン (損切り価格) |
任意で設定する決済注文の損切り価格です。運用開始後に設定することはできません。
運用停止ラインを設定した場合は運用開始後に変更できます。
<運用停止ラインに到達した場合>
当該注文グループの新規注文・決済注文を取消のうえ、当該注文グループの建玉を一括決済し、運用を停止します。 ※スリッページが発生し乖離したレートで約定する可能性があります。
<運用停止ラインの価格を変更した場合>
発注済注文も含め、当該条件で発注された自動売買の注文グループのすべての決済注文について損切り価格を変更します。
|
運用停止ラインという設定はトラリピにはありません。
3. 「注文確認」画面で注文内容確認のうえ、「注文」ボタンをクリックしてください。
① | 通貨ペア、売買、注文レンジ、数量(万通貨)、注文値幅(pips)、益出し幅(pips)、運用停止ラインを表示します。 |
② | 注文レンジの範囲内で発注される新規注文の合計件数、合計数量(万通貨)、必要証拠金目安(円)を表示します。 |
③ | 注文レンジの範囲内で発注される新規注文の件数とその注文内容を表示します。最大100件まで発注されます。 |
④ | 「注文」ボタンを押すと、自動売買の運用を開始します。 |
自動売買(リピート注文)の口座開設方法
松井証券FXの口座開設方法を解説します。5分で終わるので口座開設がまだの方はこの機会に済ませておきましょう。
- STEP1下記リンクから松井証券の公式サイトにアクセスします。
- STEP2個人口座開設画面で「オンラインで申し込む」を選択します。
- STEP3メールアドレスを登録して、届いたメール内のURLを開きます。
- STEP4個人口座開設画面に必要事項を入力後、本人確認書類・マイナンバー確認書類をアップロードして申込みます。
- STEP5松井証券で口座開設手続きが完了後、登録した住所へ口座開設完了通知(ログインID・パスワード等)が届きます。
まとめ
“トラリピ一強”の牙城を崩すポテンシャルあり!
久々に“使える”リピート系注文がリリースされました。
基本スペックはトラリピと同等で、取扱い通貨ペアが多く、トラリピの弱点であったスプレッドが大幅に向上していますのでトラリピから鞍替えするユーザが多発しそうです(リピート注文は含み損を大量に抱えるので鞍替えは容易ではありませんが)。
トラリピにあるトレール機能は実装していませんが、使っていないユーザも多く、乗り換えの障壁にはなりません。
唯一、気になるのはスワップです。
マイナススワップが大きいのでマイナススワップになる通貨ペアは避けて運用すればかなり使えるのではないでしょうか?
ちなみに為替コヤジのおすすめは「FX自動売買ツールおすすめランキング」をご覧ください。
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【12月14日週実現損益】
☑️#トラリピ +62,468円
☑️#トライオートETF +57,427円
✅合計 +119,892円5週間ぶりの10万円突破です😁
トラリピは11通貨で運用していると何かしら
リピートしてくれるので助かります。https://t.co/RxqqyfINI6— 為替コヤジ💰ほったらかし投資 (@kawase_koyaji) December 20, 2020
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